気質について考える



ヒポクラテスの体質診断について
深堀りするという単発Lessonの準備をしています

これはヨーロッパでは紀元前から使われてきた体質診断で
19世紀初頭まで医師が治療にも用いられていたのだそうです

このLessonは、どなたでもご受講頂けるものにしようと思い
ヒポクラテスの体質診断をまだ知らない方にも分かるようにと
いろいろと調べながらテキストを作っています

その中で「気質」について
個人的に面白いなと、ここで色々調べては
自分なりの考えが巡ります

気質とは
哺乳類などの動物が先天的に持っている集団である際に起こる刺激に反応する行動特性
性格はこの気質から作られるのだそう
似たような気質(特性)を持った人は、似たような性格になるのもうなずける

人は
「やられたことは長く覚えているけど、やったことはそれほど長く覚えていない」
なんでなんだろう?

子供のころ、姉妹げんかをして
姉にメッタメタにやられたことは今も覚えているのに
仕返しをしたことは忘れているなと…(苦笑)

昔からそう思っていたのですが
今はここから掘り下げて考えてみました

やられた記憶→自分に危険が及ぶので記憶に残し次に備えている
それもこれはプラスのエネルギーだなと、ある種やる気を起こさせるもとになっていること

やった記憶→始めはやってやった!と思うのかもしれない
でももし自分がやられた側だったら…と想像できる人間だったなら
あまり気持ちのいいものではない
(まともな人間なら反省する←ここでいうまともってなんだ??…につづく)

人に攻撃を仕掛けてしまった記憶が残っている間は
反省することもあれば、落ち込むこともあるマイナスのエネルギーだと気がづく
このマイナスのエネルギーが続く間は、自己嫌悪に陥ったり
人に会うと迷惑を掛けてしまうかもしれないから
なるべく人と会わないようにしよう(引き籠る)…など

落ち込む刺激は、交感神経を優位にし
ストレスになり、副腎疲労や免疫力低下を招く→病気に繋がる可能性が大

これは生物学的に子孫繁栄には繋がらないので
この記憶は早く末梢するようにDNAに組み込まれているのではないか??

嫌なことがあっても
割とすぐに忘れたり、気にしなかったり、気持ちをすぐに切り替えられる人は
生命エネルギーも強いタイプに多いなと改めて納得した

体格、骨格、性格も似ているのも説明がつくのか…と思った

なんて、いろんな思考を巡らせながら
個性、性質、気質、体質…繋がっているんだなぁと
思いながら資料を作っています

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